達成欲

久しぶり、はてなブログを書いてみる。

今日の読書はこちらの本でした。

 

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「ストレングスリーダーシップ」

 

もしかしたら、あんまり有名じゃないのかな....?でも私が知る限り強みをビジネスに活かそう系の本ではダントツに良かったので誰かに紹介したくてブログを書いてしまった。自分の強みも他人の強みも活かしながら生産性を上げていきたい人には、まさに、おすすめの本。

 

ところで、お仕事で書く恋愛コラムは割と戦略的に構成も考えて何度も吟味しながら書き上げるんだけど、ここではラフに、「素」で書いていこう思う。

 

そもそも、私は、書くことが人生のなかで最も好きというわけじゃなかった。では、なぜ今書いているのか?といえば、この数年で読書に没頭したおかげで「人生を変えるような良書」にいくつも出逢ってきたからだと思う。著者さんが魂込めて書き残そうとしている想いを活字から素直に受け取り、感動してしまった。

 

ダントツに良い本というのは、私が思うに芸術の域に到達している。「ブラボー!」って感動しちゃうね。時には涙でちゃうね。文章って本当に嘘つけないから、人間ってそこまでの境地に到達することできるんですね!(◎_◎;) 同じ時代に生きられてラッキーだ!というような生き様を見せられて、感動して憧れて、そしたら自分も書きたくなった。活字のインパクトは偉大ですよ〜。

 

そういえば、私には本とは別の、感動の原体験がある。小学3年生の夏に地元で初めて行ったコンサート。つま恋の大きな野外ステージで行われたミスチルのコンサートだった。

 

「今から、新曲歌います!」

 

と、なんと、歌ってくださったのが、シーソーゲーム。

 

衝撃だった。こんなすごいものはいまだかつて見た事がなかったし、こんなすごいものが地球に存在するんだということに強いインパクトを受けた。

 

今振り返れば、あのコンサートに行ってつよい感動をしたから、私も生まれつき特にうまかったわけでもない歌を練習して厳しいダンスレッスンも受けながら、コンサートに毎週出演するような日々を送っていたのかもしれない。

 

どうやら、感動すると動きたくなってからだが止まらなくなって、どんな状況でも困難があったとしても乗り越えて達成してしまう資質が私にはあるらしい。そんな私の強みの第1位は「達成欲」という資質だった。とにかく、次から次へと達成したいのね。その原動力になっているものは「感動」ですね。

 

みんなの強み、知りたいな〜

 

今日、考えたこと

商売の家に生まれたので会社を創業するのは普通なんだと思っていた。家族も自分のビジネスを作っているし、友達も自分のビジネス作っている人が多いし、大人とはつまり会社を創業して育てることだと疑わずに考えていた。

 

創業とはなんだろう?

 

本を読むようになって変わったのは全体の中の自分の立ち位置を考えるようになったことだった。あたりまえの話なんだけど、先人たちが血を流しながら失敗を重ねながら積み上げてくれた歴史の上に現代人は生きていて、生まれたころからあった豊かな暮らしは先人たちのおかげで手に入っている。こうして安全に生きていて、さらに生活が豊かで便利になるのも、世界の人達が改善を繰り返しながら、働いてくれるおかげなんだ。

 

私は、このあたりまえの文脈を、自分の体感で理解するまでには、相当な時間がかかった。

 

「知識を獲得するには、やっぱり深い体験が重要です。」と、ジョン・ジェイさんという、アートディレクターさんの発言をみつけた。(きになるから、引き続き、調べようと思う。)

 

そのとおり、深い体験がない段階では、リアリティーがうまれないから、目の前にあっても「わからない」のだ。

 

深い体験をして知識を獲得しはじめる前と後とでは、考えていた「創業」の概念すら、別物になった。

 

 「創業」は、あるようでない。

 

なんでもゼロから立ち上げるみたいな印象だったけど、そうじゃない。誰かがしてきた仕事を姿形をかえて引き継ぐだけなのだ。歴史の大きな文脈のどのパートを担って、どんな風に世の中に貢献しながら自分自身も成長して、満たされていくのか、という話でしかなかった。

 

 

 

感性の育て方

考えてみたら、16歳から一人暮らしをはじめて、大人として扱いを受けながら揉まれてきたのはとてもよいスタートだったと思います。あのころ、仕事のクオリティーとしては容赦なく、かなり高いレベルを要求されていました。余裕なんてあるはずもなく、力不足を感じた毎日を過ごしていた。はたからみたら、成功体験なのかもしれないですが、自分の実感としては成功体験なんてとてもじゃないけどなかった。うまくできなかったなーって、記憶しかないんですよね。

 

あの頃にできなかったことは宿題として持ち帰って、20代のうちにすべて、上達してきました。うまく踊れなかったなーという自分が嫌だったから身体の動かし方を上手になりたくて今では上手になれたし、トークがもっと上手になりたかったけどなれなかったから会話力を磨いてみたり、メイクが下手だったけど、上手くなってきたなとか。どんな形で活きるかなんてこれから先、分からないですが、「出来ること」の引き出しが増えれば可能性というものは拡大していくわけです。

 

そして、20代にうまれた課題と宿題は、30代に持ち越されてこれからまた改善していくのでしょう。

 

今日は女性達を対象にセミナーをしていたんですが、「理想が高いと現状につらくならない?」と質問されました。もちろんそうです。でも楽しさも辛さもどのレベルにもあります。それなら高い理想を目指したほうがよくない?10年もあればだいたいクリアできます。一度クリアしたらコツを掴むので次からはもっと早くなります。

 

昔から度胸だけはあったからチャンスを作る力はありました。でもチャンスが来てもクオリティーが高くないとお客さんの満足度を上げられなくて信頼につながらない。今、ちょうどいい時期かもしれません。チャンスも作れるしクオリティーの高いものは作れるようになりました。なぜかというと、クオリティーの高いものを作れる方と子供の頃から働いてきたから、どのぐらいのレベルが「クオリティーの高いもの」なのかを肌で覚えていて、そこにずっと基準を合わせるように、感性を育ててきたのです。

 

本物をみて感じて考え自分を近づける。

その繰り返しをしているとすごい人間になれると思います。

 

 

 

価値観が壊れた

読書をしていたらある本のあとがき部分の言葉に混乱した。

 

 

『以前、元下院議長で少なくとも八人のアメリカ大統領に仕えてきたジム・ライトに質問したことがあります。「各大統領に共通する際立った資質や特徴を一つ教えていただけませんか?」

 

彼は私にリストを渡して、こう言いました。「偉大な大統領は、自ら進んで称賛を受け入れる。君も進んで称賛を受け入れられるようになることだ。自分の息子、娘、子供たち、そして周りの人からの称賛を喜んで受け入れてほしい。君が称賛を必要としているのではなく、周囲がモデルを必要としているんだ」

 

私はこの「称賛を受け入れる」能力をなかなか伸ばすことができませんでした。周りの人から「あなたは私の人生を変えてくれました。私を救ってくれました」と言われても、身振り手振りでそれを否定していました。』

 

 

 

脳からバリバリって今まで常識としていた価値観が壊れた音がした。私も長い間、称賛を受け入れることをしない、全く同じ行動をとってきてしまった人だった。自分より遥かにすごい人は世の中に多くいる、その人達に追いつきたいと思うあまり、自分のことしか見えていなかった。例えば、「あなたに会えて良かった」とか「あなたのおかげで自分は変われた」と涙を流して感謝されたとしても、握手やサインを求められたとしても、そんな大したことをしていないですよと思っていたので、実感がなかった。素っ気ない態度をとってしまったと思う。

 

謙虚でいるつもりだった。まだまだ先にいくぞという向上心だった。だけどそれは、自分中心の、利己的な考え方だった。

 

相手の立場に立つことをしていなかった。称賛をしてくれたその人達にとって、私の存在は、他の誰にも替わりができない「モデル」だったんだと気付かされた。今すぐ、態度をあらためよう。

 

 

『あなたなら私達よりも、ずっと大きなことができるでしょう』

 

と、最後に締め括られてその本は終わった。

 

なんかずっと感動がつづいてその後買い物に行ったスーパーでも思い出し泣きしそうだった。

 

 

 

 

毎日の瞑想習慣

幼い頃から「美」に興味があった。

 

マセていたので、自宅にあった、ルイヴィトンのバッグを眺めながらなんて美しいデザインなんだろうと思っていた。言葉には表せないような「美」の持つ壮大なエネルギーが好き。

 

同時に、人間にも、興味を抱いてきた。

人間の美しさは、造形美だけではないと思っている。ひとりひとり個性をもっていて、その人がその人らしく生きている姿が美しいと感じてしまう。

 

ずっと、どうしたら、関わる人達の輝きを引き出していけるのだろうかと考えてきたし、その技術を追求するために仕事や勉強をしてきた気がする。私という人間が、誰かの「美」を引っ張りだす機能であることが喜びなんだと気付いたのは、朝の瞑想教室をするようになってからだった。

 

とにかく興味のままに突き進んできて最終的にどこに辿り着くかなんてわからなかったけど、引き出されていく女性たちの「美」を見ながら、何年もかけて進んで見たかった景色はこれだったかもしれない。と、少しずつ感じはじめた。でもまだ、不確かで、もしかしたらもっと先に何かがあるのかもしれないけど。ひとつ言えるのは、やりたいことなんて進まないとわからないものだなということ。進みながら途中で絶景ポイントに出くわして「もしかしたらこの瞬間が味わいたくてやってきたのかも。やりたかったことは、コレかも!」と気付いたりする。

 

私が提供している機能はいたってシンプルで、

「内面美を引き出す」というもの。

 

無意識的に自分以外の人間の価値観や思考のパターンに支配されて身体のなかに残ってしまったエネルギーを抜いていき、眠っている潜在能力を呼び起こす。よくクライアントさんたちに、「どうしてそんなことができるの?」「なんで私の考えてることがわかったの?」などと驚かれるんだけど、こればっかりをずっとやってきたからとしか言いようがない。

 

すべて自分の目でみて確かめないと気が済まないタイプで、この先生はすごい!と思ったら会いに行って、弟子にして下さいとお願いしてきたし、今後もそうするつもり。その環境を作り上げて師匠より凄くなりたいといつも野心をもっているから、かなり先駆的な機能は作れるようになった。さっきも書いた通り、当初はそんなつもりはなかったけど、もっとすごくなりたいと突き進んできたら、こんなものが出来上がってしまった。

 

ということで、美しくなれる瞑想教室に興味ある方(女性限定)は、連絡ください。