今日、考えたこと

商売の家に生まれたので会社を創業するのは普通なんだと思っていた。家族も自分のビジネスを作っているし、友達も自分のビジネス作っている人が多いし、大人とはつまり会社を創業して育てることだと疑わずに考えていた。

 

創業とはなんだろう?

 

本を読むようになって変わったのは全体の中の自分の立ち位置を考えるようになったことだった。あたりまえの話なんだけど、先人たちが血を流しながら失敗を重ねながら積み上げてくれた歴史の上に現代人は生きていて、生まれたころからあった豊かな暮らしは先人たちのおかげで手に入っている。こうして安全に生きていて、さらに生活が豊かで便利になるのも、世界の人達が改善を繰り返しながら、働いてくれるおかげなんだ。

 

私は、このあたりまえの文脈を、自分の体感で理解するまでには、相当な時間がかかった。

 

「知識を獲得するには、やっぱり深い体験が重要です。」と、ジョン・ジェイさんという、アートディレクターさんの発言をみつけた。(きになるから、引き続き、調べようと思う。)

 

そのとおり、深い体験がない段階では、リアリティーがうまれないから、目の前にあっても「わからない」のだ。

 

深い体験をして知識を獲得しはじめる前と後とでは、考えていた「創業」の概念すら、別物になった。

 

 「創業」は、あるようでない。

 

なんでもゼロから立ち上げるみたいな印象だったけど、そうじゃない。誰かがしてきた仕事を姿形をかえて引き継ぐだけなのだ。歴史の大きな文脈のどのパートを担って、どんな風に世の中に貢献しながら自分自身も成長して、満たされていくのか、という話でしかなかった。

 

 

 

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